月食-gesshoku- 信楽焼×千田硝子食器

いつも千田硝子食器をご利用いただき誠にありがとうございます。

この度千田硝子食器オリジナル信楽焼「月食-gesshoku-」をリリースすることとなりました!

これまでタンブラーでオリジナルを4種類リリースしてまいりましたが、
プレートのオリジナルは初となります。

今回は滋賀県甲賀市の伝統工芸品「信楽焼」とのコラボレーションです。
信楽焼は奈良時代から続く日本六古窯のひとつで、1976年に国の伝統工芸品に指定されています。

信楽焼といえば、狸の置物が有名ですが、
NHKの朝ドラ「スカーレット」でも話題になりましたね。
そのスカーレットというのが信楽焼の特徴で、焼成によって生まれる「緋色」です。

緋色=スカーレットとは、茜で染めたあざやかな黄みの赤色で、平安時代から用いられている伝統色。
その「緋色」の語源は、平安時代に「思ひの色」と呼ばれていたことに由来するそうです。
思ひの「ひ」から火が連想され、熱き思いを緋色で表すようになったとのこと。

「月食-gessyoku-」にもその緋色がしっかりと現れています。
緋色に艶やかな銀色の釉薬が合わさって、柔らかく温かな艶めきが生まれました。

これはまるで月食!
月食は太陽、地球、月が一直線に並ぶ満月の時に起こる現象ですが、
この時太陽の光が屈折されてほんのり赤い光が月面を照らし出すのです。

まさに、
太陽の「緋色」と月の「銀色」の融合。
なんて神秘的!

月は昔から人類にとって身近な存在であり、多くの神話や物語が受け継がれています。
平安時代には最古の物語としても有名な「竹取物語」があります。

そんな平安の物語に思ひを馳せながら、月の宴を愉しもうではありませんか。

「食卓に昇る月と大地が織りなす物語」
月食-gesshoku-
信楽焼×千田硝子食器

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※一つずつ手作りの一点ものです。
それぞれが少しずつ色味、形が違います。
あらかじめご了承ください。